何処までも続く
取り残されたように並んだ 観葉植物たち
先生(アナタ)の姿形はみえないのに
靴音だけが響く
自動販売機の照明(アカリ)だけが
辛うじて床の白さを感じさせる
わたしは葉っぱ
この病院という大樹に生えた
幹に栄養を送ると枯れてしまう
窓からみえる光群(アカリ)
声がきこえる
家族の温かい会話
食後のひととき
窓に映る誰かの顔
お前はだれ?
生けてある花さえも
私から養分を奪い取っていく
リノリウムの床
清潔の白がすべて奪っていく・・・・