Eva Braun あるいはEva Hitler
” ある一編の遺書 ”
『もう一度 おひさまがみたい』汽車を見送るわたしに 最後のことば
” ひとは、一度レールに乗ったら
途中下車は許されないの・・・ ”
貴女の目が語っていた
地下のレールを走る 闇の汽車
『もう一度 おひさまがみたい』
何時 汽車に乗ったのか?
何故 その汽車を予約したのか?
貴女は 確っていたのか?
地下のレールを縫う 闇の汽車
『もう一度 おひさまがみたい』
かつて ブロンドの髪
・・・・・・・陽光と独立しても
輝いていたに違いない
母親がやさしく、撫でたに違いない・・・・
いまは しおれて
『もう一度 おひさまがみたい』
この土地 この日付 この時間
陽光に触れるたびに 出会う
しおれてしまった ブロンド
『もう一度 おひさまがみたい』